ロック (Rock)

Posted on March 18th, 2010 by Author

ロック (Rock) は、アメリカで1950年代に黒人音楽と白人音楽の融合により生まれたポピュラー音楽のジャンルである。ジャズ、R&Bと共に世界中に広まったアメリカ発の音楽であり、世界中の音楽シーンに衝撃を与えただけでなく、その影響はポップカルチャー全体に及び、その社会的インパクトは極めて強かった。

概観

演奏・音楽形態

いわゆるロックバンドスタイルで演奏される。すなわち、ボーカル、ギター、ベース、ドラムを基本構成とし、この構成にプラスして、キーボード、ピアノなどの鍵盤楽器が加えられる。ヴァイオリン・コントラバスのようなもっぱらクラシック音楽で用いられる楽器を加えることもある。また、主に1980年代以降のロックにおいてはシンセサイザーやコンピュータサウンドを併奏させることもある。

稀な例外を除き、8ビート、2ビートか、或いは16ビートで演奏される音楽である。激しいビートサウンドが特徴であるが、今日でも様々な演奏様式を取り入れながら発展し続けており、この範疇に入らないロックも増えている。いずれにせよ多くは4分の4拍子の範疇であり、おおむね1曲あたり3分から5分の演奏時間となり、シングルCDやインターネットで商業的に1曲ごとに切り売りされる。

文化的特性

一部のロックは既成概念や体制に対する反抗心や怒りを強く表現することが多く、対抗文化(カウンターカルチャー)としての存在意義を持つ。ただし、当初はアウトローな存在として登場した一部のロックのムーブメントも、やがて人気を得るにつれて大衆性を強めて逆にメインストリームとなり、さらにそれに対する新たな対抗文化=新たなるロックジャンルが生まれる、という流れを表面上では何度も繰り返している感がある(そもそもロックはその勃興において、既存のジャズやクラシックに対する若者に訴求しやすい新たな対抗音楽文化として生誕しているという側面もある)。しかしながら、例えば「A」というロックジャンルに対する対抗ジャンル「B」も大枠で見て同様に「ロック」であるため、この項で扱われるロックの概念に逸脱するような本質的な差異には当たらない。

ロックミュージシャンのことをしばしば「ロッカー(Rocker)」と呼ぶ。ただし、かしこまった感が強い用語なので、NMEなどの有力媒体を始めとして、近年ではこの言葉が扱われることは少なくなっている。

一部では、演奏家やファンの生き方や精神性の部分に「ロック」の定義を求めるような意見や論調もある。

呼称について

ロックという言葉は黒人の俗語で性行為をあらわす意味のロックンロール(Rock and RollあるいはRock'n'Roll)の略語として、その黎明期からしばしば用いられていたが、1960年代には逆にロックという呼び方が一般化し、ロックンロールと呼ぶことは少なくなった。イギリスやアメリカでは現在も、かしこまった言い方としてロックンロールという言葉が用いられることもある。

一方で「ロックンロール」と「ロック」は別のものとして捉えられることもある。この概念においては、1960年代サウンドが進化してその枠を壊し、新たなサウンドの多くが生まれ、それらのサウンドの総称として「ロック」という言葉が使われている。これは「ロックンロール」は多様化してきた「ロック」の中の一つのジャンルである、という捉え方だと言える。

Comments (0) »

関連項目

  • ジャズ
  • ロック
  • オーケストラ
  • ブラスバンド
  • ガールズバンド
  • コピーバンド
  • バックバンド
  • ギタリスト
  • ベーシスト
  • ドラマー
  • ボーカル
  • キーボーディスト

お勧めサイト

  • saites

リンク集

リンク集2

  • links